立間 徹、渡辺 正、西原 寛、板垣昌幸、竹山春子 著
B6判・158頁 本体価格1,200円 ISBN978-4-621-08705-3
発 行:丸善出版株式会社
2013年12月発売
電気化学会創立80周年を記念して、教育と啓蒙のための本を出版いたします。
Q&A形式で、電気化学の基礎から最先端までをわかりやすく解説。中高生から電化会員まで、幅広くお読みいただけます。
タイトルは「電池」ですが、ほかにも電解、腐食、めっき、センサ、燃料電池、キャパシタ、太陽電池、LED、光触媒、光合成、呼吸、神経、遺伝子診断など、内容は盛りだくさんです。
ぜひお手にとってご覧ください。
なお、創立80周年記念事業にてご協力いただきましたご寄付により、全国さまざまな高校や、科学の甲子園全国大会出場チームなどに、本書計二千冊を贈呈いたします。
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光を電気に変えるには? 静電気もためられる?
・・・エネルギーを生み、蓄えるとき、電子とイオンが大活躍。
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酸素はなんでだいじなの? 菌から身を守るには?
・・・私たちのからだの中でも、電子とイオンは大忙し。
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電池をつくってみよう! 酵素を反応させてみよう!
・・・自分の手で、電子とイオンを働かせるには。
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電池はどこまで軽くなる? 病気を予知できますか?
・・・電子とイオンのつくる未来を予想しよう。
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身近な現象のしくみから最先端の技術まで、豊富な図と
写真でわかりやすく解説。
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中学・高校生はもちろん、電子とイオンを習う大学生、
電池・電解・防食に携わる大人の方にも。
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ステンレスはなぜさびない? 恐竜は鈍かったの?
メタボを測る方法は?
・・・
そんな疑問に答えます !
■電池はどこまで軽くなる? -くらしを支える電子とイオン 目次
1章 電子・イオンとエネルギー
Q1 電池は電気をどうつくる?/Q2 乾電池はなぜ充電できないの?/Q3 電池のヘタリを防ぐには?/Q4 燃料電池って何を燃やすの?/Q5 静電気もためられる?/Q6 光を電気に変えるには?/ 実験1 電池をつくってみよう!
(コラム:電池の歴史/電気とエネルギーの単位/電池の値段は電気代?/電子とイオンの歴史/固体中でもイオンは動く/太陽光のエネルギー)
2章 電子・イオンと身近な製品
Q7 ステンレスはなぜさびない?/Q8 金ぴかのプラスチックはどうつくる?/Q9 電気分解って壊すだけ?/Q10 塩も液体になるの?/Q11 見えないガスをどうつかまえる?/Q12 ダイヤはススの仲間なの?/Q13 光触媒は触媒とちがうの?/Q14 LEDの色はどうつける?/実験2 銀の食器をピカピカに!
(コラム:腐食のコスト/アルミをカラフルに/めっきの厚さは電気量で決まる/電解に必要な電圧は?/室温でも液体の塩)
3章 電子・イオンと命のしくみ
Q15 酸素はなんでだいじなの?/Q16 血糖値を測るには?/Q17 メタボを測る方法は?/Q18 恐竜は鈍かったの?/Q19 酒酔い運転をなくすには?/Q20 からだもさびるの?/Q21 菌から身を守るには?/実験3 酵素を反応させてみよう!
(コラム:酵素はいちず?/命の光/イオンの衣/DNAと遺伝子)
4章 電子・イオンのひらく未来
Q22 電池はどこまで軽くなる?/Q23 太陽電池を着て歩ける?/Q24 病気を予知できますか?/Q25 電子とイオンのつくる未来は・・・・・・?
(コラム:未来のクルマ/私たちも光合成を/スマートウィンドウ/ナノって何なの?/人工筋肉)
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